脳科学がビジネスを変える
脳科学がビジネスを変える。
~ニューロイノベーションへの挑戦
著者:萩原一平
本書、「脳科学がビジネスを変える」はこのタイトルだと、いかにも今流行りの脳科学の時流に乗ったビジネス書かと思うが、内容は、至ってまともな最新の企業における脳科学的なアプローチが解説されている。
本書曰く、「脳を知ることは人間を知ることである。従って、人、即ち消費者を知ることがビジネスの基本だとすれば、脳を知ることはビジネスで成功するためのカギだといっても言い過ぎではない。」
人が行動を起こすとき、脳の中にある化学物質が作用する。例えばセラトニン。この物質の多寡によって、人が悲観的、楽観的になる。欧米人は楽観的、日本人は悲観的というのはセラトニンの量によってっ説明できる。
このように、科学の進歩で、マーケティングの分野においても、脳科学が応用され始めてる。消費者インタビューは主観的な調査であるが、これにインタビュー時の脳の状態を合わせることで、インタビューの内容を補完できる。
人種による脳の違いを理解することで、世間のルールも変える必要がある。多様性、文化の違いを知ることは脳の違いを知ることと同義である。
より詳しいことは、本書を読まれたし。
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